CentOS6 VNCサーバーを入れてみた。

↓こちらを参考に、CentOS6にVNCサーバーをインストールしてみました。
はじめての自宅サーバ構築 – Fedora/CentOS – リモートデスクトップ接続(VNC)

目的はもちろんリモートデスクトップの実現。やってみたことなかったので…。

まずはyumでインストール。

# yum -y install vnc-server

次に /etc/sysconfig/vncservers を修正。

# vi /etc/sysconfig/vncservers

私の場合では、以下の内容に変更。

# VNCSERVERS="2:myusername"
# VNCSERVERARGS[2]="-geometry 800x600 -nolisten tcp -localhost"
VNCSERVERS="1:XXXXXXX" 
VNCSERVERARGS[1]="-geometry 1024x768 -nolisten tcp -nohttpd"

vncserverを起動。

# vncserver

初回起動時のみパスワードを聞かれます。これがクライアントからアクセスする際のパスワードになります。

vncserverを停止する際は-killオプションを付けます。

# vncserver -kill :1

再起動するたびに起動させるのはちょっと面倒な場合には、chkconfigコマンドで以下のように設定。

# chkconfig vncserver on

ただし、これだと毎回vncserverが起動してしまいますので、vncserverを使わないときなどは無駄な感じですよね。
そんなときはxinetd経由でクライアントからの要求があったときに起動するようにすればいいらしいです。
参考:Linux の VNC サーバの設定

# vi /etc/services

以下を追加します。

vnc              5950/tcp                        # VNC Server

次に、/etc/xinetd.d/vnc を新規作成。

# vi/etc/xinetd.d/vnc

以下を設定。

service vnc
{
	socket_type     = stream
	wait            = no
	user            = nobody
	server          = /usr/bin/Xvnc
	server_args     = -inetd -query localhost -once -geometry 1024x768 -depth 16 --PasswordFile=/etc/vnc_password
	log_on_failure  += USERID
	disable         = no
}

xinetdを再起動。(※忘れがち)

# /etc/init.d/xinetd restart

パスワードファイルをコピーして、root以外でも読み込みできるようにします。

# cp ~/.vnc/passwd /etc/vnc_password
# chmod 644  /etc/vnc_password

あとは、VNCクライアントから、[サーバー名(もしくはIPアドレス)]:50でログインすればOKだと思ったのですが、真っ黒な画面が…。

なにやらグラフィカルログインが許可されいないらしく、「XDMCPを許可」しなければならないらしい…。なんのこっちゃ。教えられるがままにやってみましょう。

# vi /etc/gdm/custom.conf

以下を追加。

[xdmcp]
Enable=true

で、OSを再起動して再チャレンジ。
うーむ、やっぱり真っ黒画面です。

何々?ランレベル3では使えない?え?そうなの?
ランレベルを変えてみる…。

# vi /etc/inittabf
id:5:initdefault:

OSを再起動すると…、つながりました!!
でも、ランレベルを変えてまでというのは、ちょっと違うんだよなあ…。

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