docomoではショートメール、auではCメール、SoftBankではSMS。
このショートメッセージシステムが、キャリアに関係なく送信できるようになっていたんですね。
父に「電話番号を使ったメッセージは同じ会社同士じゃなきゃできないから」と力説していたんですが、訂正しとかないと。本人が気付くより早く伝えないと、「できるじゃないか」とブツブツ文句を言われてしまいそう。
なんだか便利になりそう・・・な感じはするんですが、ビジネスでもプライベートにおいても、今より格段に便利になるという具体的なイメージが、正直沸いていません。それよりも気になるのは、「11桁の数字の組み合わせで送れるんだから、スパムメール増えそうじゃない?」ということ。でもよく考えてみると、同じキャリア同士なら今までもSMSは存在していたのに、スパムメールほとんど来ていない・・・。はて?
またしても、自分の無知に気付く。SMSについて、何も知らない。
1日あたりの最大送信数(パケット量?)とか、月あたりの送信数に制限があるんですね。だから、大量送信のスパムメールはできなかったということかな。しかも、今回のサービス拡大で他キャリアへ送れるようになったのはいいけども、”有料”という落とし穴があります(docomo,au,SoftBankでは1通あたり3.15円。受信は無料)。あくまで無料は同じキャリア同士だけ。下手に無作為にスパムメッセージを送ろうものなら、莫大な通信料の請求が来ますね。
あまり迷惑メールの心配はいらないのかな、と思ったのですが、各社そのあたりの対策を強化しているようです。1日あたりの送信可能数を引き下げるとか。ということは、やはり悪い業者はあの手この手で技術の隙間を狙えちゃうということですね。
私としては、タイトルも入れられないし、他キャリアへの送信は有料だし、あまり使わないかなあ。でも、仕事の相手などで「電話番号しか知らないや」というケースはままあります。そういう人へ時間を気にせずにメッセージを残せるのは、確かにちょっと便利かもしれません。海外ではよく使われているらしいし。