font-familyでのフォントの指定って、悩む。

最近、CSSのフォント指定(font-family)でヒラギノフォントを使うサイトを多く見かけます。
ボク自身、デザイン作業では多く使用するフォントで好きなフォントのひとつ。

実際のCSSでは以下のようなのが多いのかな?
ということで、本サイトでも採用中。(2011年8月14日現在)

body {
font-family:'ヒラギノ角ゴ Pro W3','Hiragino Kaku Gothic Pro','メイリオ',Meiryo,'MS Pゴシック',sans-serif;
}

採用しているとはいえ、いまだにこれでいいものか悩み中。

これって、Macではヒラギノフォントを、Windows Vista及び7ではメイリオ、XP以前ではMS Pゴシックを表示するようになっているわけです。(自らフォントを追加インストールしていない初期状態の場合ですが)

例えば、Windowsにヒラギノフォントをインストールした場合、カクカクギザギザ文字になっちゃう。
XPにメイリオをインストールして、アンチエイリアス表示設定をしていない場合も、カクギザ。
(滑らかなフォントにするには、ClearTypeフォントを有効にしないといけません。)

世の中、どれくらいのWinユーザーがヒラギノフォントをインストールしているかわかりませんが、なんかスッキリしない。かといえ、そのためにCSSファイルをMac用とWin用それぞれ用意して個別に読み込ませるのも、スマートではない気がする。というか、面倒なのでやりたくない。

「フォントの指定などせずに、それぞれの環境の標準フォントに委ねなさいよ」と言われればそれまでなんですけどね。実際今まで、それがいいと思ってそうしていた。

でも、さすがに時代の流れというか、デザインへのこだわりというか。DTPとかやっている人ならわかると思うけど、フォントってスゴイ重要ですよね。

ぶっちゃけ自分としては、WEBサイトでは個々の標準のフォントで表示できりゃいいと思っています。でも、ユーザーがどう思うか。また、どう思うユーザにサイトを見てもらいたいのか。そこを天びんにかけて考えると、はやり「フォント表示もひと工夫したいところ」となるわけです。

悩ましい。

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