Adobe Illustrator の「ピクセルグリッドに整合」がイラッとする件です。
この機能、いつのまにやら気づけば実装されていましたよね。昔はこんなことで悩んでなかったもんで。CS5くらいからでしょうか。
完全にWeb向けの機能ですよね、これ。ポイントがピクセルにピッタリ合った画像作成ができて、線の滲みなどが起こらないようにしてくれます。
が、Web用じゃない作業で、細かい図を作成しているときなど(特にパスファインダーを使っているとき)、ホント困ります。何が困るって、勝手にポイントがズレれていることに気づかずに、ずーっと後になって気づいたときは、発狂しそう。
オブジェクト毎に設定を解除する
まずは、すでにあるオブジェクトの「ピクセルグリッドに整合」をオフにする方法は、「変形」ウインドウの下の方、「ピクセルグリッドに整合」のチェックを外しましょう。
新規オブジェクト作成時に「ピクセルグリッドに整合」させないようにする(デフォルト設定)
デフォルトで「ピクセルグリッドに整合」させないようにするためには、「変形」ウインドウの右上のメニュー内の「新規オブジェクトをピクセルグリッドに整合」のチェックを外します。
ここで注意したいのは、パスファインダーなどを使って結合や分割した際にできるオブジェクトは新規オブジェクト扱いになることです。
なので、例えオブジェクトの「ピクセルグリッドに整合」をオフにしていても、デフォルトでオンになっている状態でパスファインダーを使うと、ポイントがピクセルに合ってしまいます。
これに何度も泣かされました。